『スープ』を読んで。

細川亜衣さんの著書『スープ』

その写真を撮っている在本彌生さんの写真展で本書を購入。

在本さんの写真を頼りに細川さんのレシピをひも解き、

花に置き換えてブーケにする、という作業をしてみました。

【新にんじん】

甘みと酸味、照り、ほのかにぴりりと香る具合。クリスピーな食感もあるかなと、

仕上げに半分乾いたバナナの葉を使ってひと包み。

レシピを視覚化。次は素直にスープを作るとします。

 

こちらは展示会にお持ちした、やはり同書のレシピから

【いちご・野いちご】

 

本書の写真はどれもしずる感がハンパなく、

しばらくは写真を頼りにブーケを組むという作業を続けてみようかと。

渡来

 


30 January 2015 | arrangement, blog, 味覚の視覚化 | コメント

味覚の視覚化/キャラメルコーヒー

なんていうと難しそうですが。

味わったもののイメージに合わせて花を選び束ねる、という話しです。

いつも立ち寄るスタンドのキャラメルコーヒー。

濃くてコクがあって甘い。塩っぱい。コーヒーの苦み、ほのかな酸味、ミルクの柔らかさ。

メリハリのある味わい。優しい後味。そんなイメージ。白が優位なのはリッチな味わいゆえかな。

 

先日、白ワインで同じような事をやろうと思ったら、

イメージする色や形、香りの花が揃ってなくて、ただの晩酌になっちゃっいまして。

今日のラインナップを見てふと「いつものコーヒー組めるな」と思い立ちました。

 

今度こそ、白ワインでやりたいと思います。

沢山の白や黄色、みどりの濃淡を揃えて、ワークショップにしても面白いかも。

ワインの味わいを言葉にできない人でも、見た目のイメージに合わせて

色やかたちを選ぶ事はできるかも知れません。そうすれば感覚をみんなで共有しやすくなるかと。


10 October 2012 | 味覚の視覚化 | コメント