瓶花_水仙、椿。

ともに”ド、和花”なのにとても好きな取り合わせ。

 

香りのままに気高くすっくりと立つ水仙、

その巻き葉にわずかな奔放さをのぞかせる。

 

一方の椿は、野武士の如く粗く力強い。

照りのある深い緑の葉は徹底的に整理する。

ここぞ、と言う所を残し後は落とす落とす。

 

小品花、最小限の花材を以て作品を構成する

まさに引き算の花です。

 

 

 


29 November 2012 | blog, IKEBANA

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